待っていました、高田郁新刊!

そろそろ高田郁の「あきない世傳金と銀」の
第三弾が発売される頃だなあとここ最近は
毎日のように新聞の新刊広告に注意して
いました。そしてついに新刊発売の広告を
目にした時には小躍りしてしまいました。

この広告にはもう一つうれしい内容が載っ
ていました。私が高田郁さんの小説に興味
を持った最初の作品「みをつくし料理帖
シリーズが5月よりNHK土曜ドラマとして全
8回放映されることが決まったとありました。
主演は黒木華さんだそうです。楽しみです。

あきない世傳金と銀三奔流篇(高田郁著、
時代小説文庫)
いつものように横浜・有隣堂でさっそく購入
し2日で読み切りました。
画像

主人公””の17歳~21歳の物語です。

五鈴屋五代目徳右衛門の妻となった幸は、
強いリーダーシップを持った徳右衛門を支
え、店内外に新しい試みにチャレンジしな
がら、再建の道を歩み始める。

そんな幸の心身の成長ぶりを示す言葉が
次々と出てきます。
 ・初冬の小春日和に、梅や桜などが、ほ
  ろりと二度目の花を咲かせることを、
  帰り花と呼ぶ。
 ・地味な装いながら毅然とした秀麗を備え
  凛とした気高さを兼ね備えた美女
 ・このご寮さんは、まことの店主の器、
  才気と知恵と、礼儀、それに情もある

そして師とあおぐ、今は病気療養中の元
番頭の治兵衛からは商売の真髄と数々の
励ましの言葉をもらう。
 ・今は「商い戦国時代」、お前はんは戦国
  武将になる器
 ・「縁と月日」を大切に。起きてしまった
  難事を解決するには、短気を起こさず、
  諦めず、ゆっくり時節を待て。

また郷里へ父と兄の墓参りに出かけた時に
偶然再会した綿売りの文次郎からもこんな
言葉をかけられます。
 ・「図太うに生きなはれや。図太うにな」

そしてそしてまた巻末では、大きなどんでん
返しがあります。奔流に巻き込まれた幸が
どう解決していくのか次作が待たれます。

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