あきない世傳金と銀四

高田郁氏の時代小説「あきない世傳
金と銀」の新刊「四貫流篇」が発売さ
れたと新聞広告が出ましたので購入
して読みました。いつものことながら
涙をボロボロこぼしながら一晩で読
み切りました。
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本編貫流篇でも、運命の神様は大坂
天満の呉服商・五鈴屋のご寮さん
を幾多の荒波で翻弄します。

 ・五代目徳兵衛の突然の失踪と離縁
 ・三男智蔵の六代目徳兵衛襲名
 ・六代目との再々婚
 ・最大の理解者、五鈴屋お家さん冨久
  との死別
  ・・・

しかし幸は決してへこたれません。
才気と知恵を併せ持ち、礼儀を知り情にも
厚い幸は、冷静に物事の本質を見極め、
五鈴屋のために良かれと思うアイデアを
発案し実行していきながらこれらの困難に
打ち勝つ新風を吹き込んでいきます。

こんな幸だから
 ・夫で店主の徳兵衛はじめ番頭手代丁稚
  女衆の五鈴屋全員の信頼と絆は強く
 ・師と仰ぐ別家で元番頭の治兵衛の心こ
  もる指南と助言がもらえ、女房のお染も
  実家の近江商人の叔父を紹介してくれる
 ・一時四代目徳兵衛の妻だった菊栄が、
  自分の店(鉄漿粉を扱う紅屋)の仕入れ
  土地の人々を紹介してくれる
 ・所属する天満組呉服仲間にはもちろん、
  隣の大坂呉服仲間にも幸の五鈴屋の
  味方をしてくれる重鎮がいる

たくさんの皆さんの応援を得て、五鈴屋を
大店にするべく着々と足場を固めていきま
す。

本編ラストで、五鈴屋六代目女房幸は、
天満組、大坂両呉服仲間の前で大見え
を切ります。
次作がまたまた楽しみです。

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