あきない世傳 金と銀二

高田郁さんの「あきない世傳 金と銀二
 早瀬篇」が発売されました。いつも
のように横浜「有隣堂」で購入し一晩
で読み切りました。主人公””の14
歳~17歳の物語です。

時代小説文庫(ハルキ文庫)の表紙を
掲載します。
画像

松葉色の紬に、鬱金染めの帯を結ん
は、喩えるならば、雨上がりの
竹林のような静謐な美しさだった。

黒目がちの円らな瞳、眦が上がって
いても、口もとを綻ばせて笑みを湛え
ているため、きつい印象は受けない。
花のごとく愛らしい娘だ。
もう少女ではなく娘さんになりました。

やはり前作と同じように、裏表紙の
内容紹介文をそのまま転載します。

学者の娘として生まれ、今は大坂
天満の呉服商「五鈴屋」に女衆とし
て奉公する主人公、。十四歳の
幸に、店主徳兵衛の後添いに、と
の話が持ち上がった。店主は放蕩
三昧で、五鈴屋は危機に瀕してい
る。番頭の治兵衛はに逃げ道を
教える一方で、「は運命に翻弄
される弱い女子とは違う。どないな
運命でも切り拓いて勝ち進んでいく
女子だす」と伝える。果たして、「鍋
の底を磨き続ける女衆」として生き
るのか、それとも「五鈴屋のご寮さ
ん」となるのか。あきない戦国時代
とも呼ばれる厳しい時代に、
どのような道を選ぶのか。話題沸
騰のシリーズ第二弾!

当方は前篇、本篇を通して番頭・
治兵衛の懐の大きさに深い感銘を
覚えます。
 「五鈴屋の要石」と言われ、幸の
最大の理解者である番頭の治兵衛
が卒中風で倒れ、やむなく五鈴屋を
去ります。しかし自宅病床の身にあ
りながら、幸に対しては変わらずに
厳しくも暖かい指針と助言を示す姿
には頭が下がります。
勿論聡い幸はそれに応え成長して
いきます。

最終章でのどんでん返しにびっくり
させられます。、果たしてそれが
の将来に吉と出るか凶と出るか、
次作がまたまた楽しみです。

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